イカに関して考えると、回遊コース、活性、餌の種類、
釣れる時間など、様々な気象の影響を受ける事でしょう。

単純な話、気圧や温度などの関係により風が起き、
風が起これば波も発生しますね、台風ともなれば
海を攪拌。海流との関係が大きいでしょうが、
風は海水温との関係もあるでしょう。
気象と海との関係、イカ側の関連性は当然、
大いに影響するのです。気象を知る、これは
釣り手側の問題もありますが、イカを読む上で
大事な事ではないでしょうか。
www.cosmopia.co.jp/kagaku/naze/hon/cat
_b_2_34.html
短期的な気象条件と長期的な気候の把握。
釣行当日、釣行前数日の天候、気温、水温、風速、
雨量、波高、透明度、水量、気圧等、前数ヶ月の天候、
平均水温、平均気温、年間降水量等、項目は尽きません。
また、気象の動きを知る知識も必要となります。 
下記サイトで大変詳しく、釣りの気象に関する知識が
紹介されています。気象を知るには覚えて是非おきたい。
そして、これらの条件が重なりいかに海を読むか、
いかにイカを読むか。難題。傾向はありますでしょうが、
その答えは推測であり、全く同じの環境もあり得ない。
その都度、現場で感じるもの、経験が導き出して
くれるのでしょう。現場の環境は気象状況だけでは
ありませんが、気象を知り、現場での環境を読む
ひとつのヒントになればと思います。

「グレ、チヌ釣りに関する私の信条」さんより
釣り行きのための天気の知識
●gure-tinu-hitori.sakura.ne.jp/turi-tencou.htm

こちらはダイビング「PADI」さん　楽しい気象学入門より
第1回 春一番
第2回 朝霧は晴れ
第3回 天気図を読んでみよう
第4回 朝虹は雨、夕虹は晴れ
第5回 波の性質
第6回 うろこ雲が出たら3日のうちに雨、
ひつじ雲が出ると翌日雨
第7回 波の性質
最終回 三寒四温　

そして、22日の記事で紹介しました
シーバスのサイト「TOKYO　SEABASS.NET」さん
～潮を司る9つの要素～
●www.tokyo-seabass.net/style/tide/index.htm
こちらのサイトを再度紹介したいと思います。
こちらで記述されている潮の要素として取上げられている
透明度・光量・潮位・潮周り・流れ・水温・溶存酸素量・
塩分濃度・気圧。いずれにせよ、大変に気象と関連、
絡み合う要因となるかと思われます。
今回気象をテーマに上げたのも、海釣りの肝"潮"との
関連性を大きく感じたからでした。ほんの一例として、
潮位の誤差で記述されています気圧や風の影響。
エギングサイト、釣りサイトでは当然、潮汐、潮周りに
ついて紹介されますが、それだけでなく気象潮もある
ということです。
きょうの豆知識-infoseek　天気より
気象潮と天文潮　　吸い上げ効果
tenki.infoseek.co.jp/topic/20091010/
また、潮と言えど、上潮、底潮、二枚潮。
風と潮との関連では表層流もあるかと思います。
「東京港.福の神丸」さんより
潮の動きによる　魚の活性について
www.hukunokami-maru.com/marine19.html
一例ではありますが潮と気象との関連性は一部で
あったり、近かれ遠かれあるかと思われます。
今回のエギングと気象。関連するポイントは様々と
あるでしょうが、この潮との関係が大きく上げられる
のではないでしょうか。しかし、気象と釣りの関連性、
自然相手ですので、明確な答えではなく、様々な
意見もある様です。それもまた当然、様々な条件が
絡む、その条件のひとつにしか過ぎません。
日々変化する無限の組み合わせの一部にしか
過ぎません。先程も申し上げましたが、これは
情報を踏まえつつ、現地で感じるものがとても大きい
ものではないかと思います。魚種、フィールド、
気象条件の強弱、その推移、過程にもよりけり。
釣りとの関連性は事実としてあり、傾向もありますが、
なにより最終的には日々の積み重ねの「経験」が
未知への回答に近づけるのでしょう。