日曜日、月曜日と連日の雨となりました。
エギングも一休み。

テレビニュースにて東京湾で青潮の影響により
アサリが９割の漁場で全滅との報道。

関連ニュース　Yahoo!ニュース　より
＜アサリ大量死＞青潮で漁場９割全滅か　毎日新聞
千葉県船橋市沖の三番瀬でアサリが
大量死していることが、船橋市漁協の調査でわかった。
青潮が原因で９００ヘクタールの
漁場の９割以上で全滅した可能性がある。
最悪の場合、来秋までアサリ漁ができなくなる恐れがあり、
漁師４０人の死活問題に発展する深刻さをはらんでいる。
漁協によると、船橋で集中豪雨があった１６日以降、
青潮が４日間漁場を覆った。このため、アサリのほか
アオヤギ、ハマグリなどの貝が死滅。
海底には口がぱっくり開いたアサリなどの死骸（しがい）
が大量に確認され、腐敗臭も広がっている。
Yahoo!ニュースより引用 

東京湾の青潮の 原因として、排水、夏の異常気象、
埋め立て、北東風等とあるようです。
 
千葉県環境研究センターさんより引用　図解で解説されています
青潮の発生
　　 青潮とは、海面が乳青色または乳白色に
　　 変化した現象のことをいいます。青潮になると、
　　 カレイ、スズキなどの魚類が酸素を求めて
　　 水面近くに上がってきたり、
　　 ひどくなると大量に死んだりします

青潮の起こり方

　①家庭や工場から排出される有機物や、
　　 東京湾で生産される有機物（植物プランクトン）が
　　 底層に沈んで、そこで有機物を分解する
　　 細菌によって分解される。
　　 このときに酸素を消費し、底層水中の酸素がなくなる。
　　 水温が高くなると、海水は成層をつくり
　　 混合しにくくなるので、大気からの酸素の供給がなく、
　　 ますます酸素がなくなる。
　
　②北東の風が吹くと、表層の水が沖に流れ出る。（離岸流）
　　 そして、底層にあった酸素の少ない水が湧昇してくる。

　③海水中にたくさん含まれている硫酸イオンは、
 　　酸素のない水中で、硫酸還元菌により還元されて
　 　硫化物イオンができる。硫化物イオンが湧昇により、
　 　大気中の酸素と反応してイオウができる。
　  　イオウや多硫化物イオンが光を散乱させるために、
　 　海面の色が乳青色や乳白色に見える。